2018年12月30日
オストフロント1944 イベントレポート Vol.2
2018年12月22,23日に和歌山県の「バトルランドー1」で開催いたしましたWW2独ソ戦リエナクトメント「オストフロント1944 ~グナイゼナウラインの攻防」
http://his-event-kansai.com/
イベントレポート第2項をお送り致します。
今回は初日のドイツ軍についてです。
ドイツ軍は1個小隊(3個分隊)に機関銃中隊から1個機関銃班の増強を受けて、4個分隊の編成でした。
各分隊ごとに機関銃座を構築します。
本来、すべて手堀で行う作業ではありますが、時間的な制約(半日しかない)と、地質(造成地でアホにたいに硬い)の為、「一部」機械による支援を受けました ※和歌山機甲師団長様のご協力に感謝します!
参加者の皆様の努力のおかげで、2日間のイベントとは思えない程の機関銃座が完成しました。
銃座の構築と並行して、障害の設置も行います。
降りしきる雨の中、大変な作業だったと思いますが、これもまた歩兵の体験の一部です。
作業開始時はなかなか低かったテンションも完成が見えて来ると上がってきます。
※もっとも本来「防御」に完成はありません。予備陣地を作り、交通壕で繋ぎ、時間のある限り延々と続きます。
以下、次回に続きます。
2018年12月30日
オストフロント1944 イベントレポート Vol.1
2018年12月22,23日に和歌山県の「バトルランドー1」で開催いたしましたWW2独ソ戦リエナクトメント「オストフロント1944 ~グナイゼナウラインの攻防」
http://his-event-kansai.com/
今回からイベントレポートをお送り致します。
ちょっと長めになるかと思いますが、お付き合い下さりましたら幸いです。
予想通りと言いますか。やはり初日は雨でした。
雨天の中、早くから多くの参加者の皆様に集まっていただき、場内整備を実施しました。
普段はサバイバルゲームの会場として用いられています「バトルランドー1」さん。
サバイバルゲームとしては楽しいレイアウトなのですが、ヒストリカルイベントをするには少々
こんな事を許可していただけるありがたいフィールドに感謝です。
午後からは赤軍参加者は教練をしてもらいました。
再現を目指すリエナクトにとって教練は重要です。
たった2日間であっても「軍人」を再現する以上、それぞれの組織の文化を学ぶと同時に兵士としての所作を身に付けていただき、それらしい動作ができるように行います。
なにより「軍隊は面倒な訓練をするもの」と言う体験が大事と思います。
そう言った意味では午前中の撤去作業もまた、リエナクターとしての訓練と体験かもしれません。
行進訓練をしない軍隊はおそらく無いでしょう。
もっとも基本の訓練の一つであり、重要な項目でもあります。
行進ができないようでは行軍も戦闘もできません。
なお、行進は簡単なようでなかなか難しいものです。
伏せや射撃姿勢もまた重要な項目です。
このあたりは国ごとのやり方が異なるので、当時の兵士の再現にあたっても大事な部分の一つです。
本来は身体が覚えるまで叩き込まれるので(おそらく当時は文字通りでしょう)、兵士達は実線で戦場に出ても(地形に合わせつつも)教育された方法で行います。
リエナクトにおいては〇〇兵らしさ、を表すポイントにもなります。
突撃の訓練。
突撃もまた、戦闘時の重要な項目であり、別に日本軍に限らず世界中の陸軍がその訓練を行っていました。
(おそらく現代でもしているかと思います)
その他写真はありませんが、様々な訓練を行いました。
次回へと続きます。