2015年01月31日
ざ・オストフロント レポートVol.11
オストフロント レポートを続けます。
ドイツ軍は攻撃を開始。



中隊迫撃砲(81mm)が突撃支援射撃を開始。
ソビエト軍の主陣地を砲弾が襲います。



迫撃砲はテニスボールを打ち出すもので、演出上の破壊力は抜群ですw
ソビエト軍は迫撃砲によって防御線に大きなダメージを受けます。


突撃支援射撃の最終弾の弾着と共にドイツ軍は突撃を開始、ソビエト軍陣地へと突入します。







ソビエト軍は砲撃から立ち直り、防戦を開始します。
ドイツ軍は攻撃を開始。



中隊迫撃砲(81mm)が突撃支援射撃を開始。
ソビエト軍の主陣地を砲弾が襲います。



迫撃砲はテニスボールを打ち出すもので、演出上の破壊力は抜群ですw
ソビエト軍は迫撃砲によって防御線に大きなダメージを受けます。


突撃支援射撃の最終弾の弾着と共にドイツ軍は突撃を開始、ソビエト軍陣地へと突入します。







ソビエト軍は砲撃から立ち直り、防戦を開始します。
2015年01月31日
ざ・オストフロント レポートVol.10
オストフロント レポート 10回目。
前哨突破後の両軍の行動について。
ソビエト軍はすみやかに前哨を引き上げ、主陣地にて防衛線を展開します。

ソビエト軍小隊本部の置かれた壕にて
有線電話が各部に接続されており、警戒や斥候の指示を出します。





ソビエト軍の各陣地では進撃してくるドイツを待ち構え、交代で休息をとりつつ警戒しています。



一方ドイツ軍は、前進を一旦やめ、周囲を警戒しつつソビエト軍主陣地に斥候を出します。
敵陣地の位置。機関銃等の火力、人員の配置や鉄条網、地雷等の障害を確認します。





斥候は各分隊から数名ずつ抽出され、あらゆる方向からソビエト軍陣地に対して実施されました。



斥候が戻り、偵察結果を報告。
小隊長が陣地への攻撃方法を決めます。
さらに中隊長は全般の流れを考慮し、支援射撃の準備や他部隊との共同を図ります。

前哨突破後の両軍の行動について。
ソビエト軍はすみやかに前哨を引き上げ、主陣地にて防衛線を展開します。

ソビエト軍小隊本部の置かれた壕にて
有線電話が各部に接続されており、警戒や斥候の指示を出します。





ソビエト軍の各陣地では進撃してくるドイツを待ち構え、交代で休息をとりつつ警戒しています。



一方ドイツ軍は、前進を一旦やめ、周囲を警戒しつつソビエト軍主陣地に斥候を出します。
敵陣地の位置。機関銃等の火力、人員の配置や鉄条網、地雷等の障害を確認します。





斥候は各分隊から数名ずつ抽出され、あらゆる方向からソビエト軍陣地に対して実施されました。



斥候が戻り、偵察結果を報告。
小隊長が陣地への攻撃方法を決めます。
さらに中隊長は全般の流れを考慮し、支援射撃の準備や他部隊との共同を図ります。

2015年01月26日
ざ・オストフロント レポートVol.9
ざ・オストフロントレポートを続けます。
前哨での戦闘、その2です。

負傷兵の応急手当をするドイツ軍衛生兵。
ドイツ軍では小銃小隊に1名の衛生兵、中隊に1名の衛生下士官が居ました。




MGによる制圧射撃の元、ソビエト軍前哨陣地へと肉迫するドイツ軍。
3:1の兵力差基準も満たしており、理想的な攻撃です。






小隊長、分隊長先頭となって陣地へと突入するドイツ軍。
特にドイツ軍では下級指揮官は率先して先頭に立つ事が求められていたそうです。
もちろん、ただ先頭に立つだけではすぐにやられてしまいます。
分隊、小隊一丸となった攻撃を実施しなければなりません。


ソビエト軍前哨は制圧され、ソビエト軍の残存は主陣地へと後退します。
しかしこれは勝ち負けではなく、前哨として当たり前の行動です。
前哨は敵を発見し、時間を稼ぐのが任務であって敵を撃破するのが任務ではありません。
遅滞戦闘によって敵を足止めしつつ、主陣地の兵力を温存し、防御態勢をより確立するのが目的です。
また、攻撃側も戦力差があるのだから前哨を撃破するのは当然として、なるべく速やかに行う必要があります。
このあたりの原則がわかってくることで、ヒストリカルや戦闘リエナクトメントと言われるイベントは行動に深みが増し、参加者の皆様も「自分のやっている事」をより楽しめるようになる、と当イベントでは考えています。
もちろんこれは兵階級での話であって、下士官、将校に至っては理解していないと進める事すらできませんがw
前哨での戦闘、その2です。

負傷兵の応急手当をするドイツ軍衛生兵。
ドイツ軍では小銃小隊に1名の衛生兵、中隊に1名の衛生下士官が居ました。




MGによる制圧射撃の元、ソビエト軍前哨陣地へと肉迫するドイツ軍。
3:1の兵力差基準も満たしており、理想的な攻撃です。






小隊長、分隊長先頭となって陣地へと突入するドイツ軍。
特にドイツ軍では下級指揮官は率先して先頭に立つ事が求められていたそうです。
もちろん、ただ先頭に立つだけではすぐにやられてしまいます。
分隊、小隊一丸となった攻撃を実施しなければなりません。


ソビエト軍前哨は制圧され、ソビエト軍の残存は主陣地へと後退します。
しかしこれは勝ち負けではなく、前哨として当たり前の行動です。
前哨は敵を発見し、時間を稼ぐのが任務であって敵を撃破するのが任務ではありません。
遅滞戦闘によって敵を足止めしつつ、主陣地の兵力を温存し、防御態勢をより確立するのが目的です。
また、攻撃側も戦力差があるのだから前哨を撃破するのは当然として、なるべく速やかに行う必要があります。
このあたりの原則がわかってくることで、ヒストリカルや戦闘リエナクトメントと言われるイベントは行動に深みが増し、参加者の皆様も「自分のやっている事」をより楽しめるようになる、と当イベントでは考えています。
もちろんこれは兵階級での話であって、下士官、将校に至っては理解していないと進める事すらできませんがw
2015年01月23日
ざ・オストフロント レポートVol.8
オストフロント レポートその8
いよいよ戦闘開始です。


A高地の奪取を命じられたドイツ軍第2中隊は、第1小隊を先遣小隊として前進開始。



ソビエト軍はA高地南側に前哨を配置し、ドイツ軍を迎え撃ちます。
前進中のドイツ軍を発見、射撃を開始。


銃撃を受けたドイツ軍は前衛であった第1分隊に応戦させつつ、第2、第3分隊にそれぞれ支援と迂回を指示。







第3分隊の援護を受け、第1分隊がソビエト軍前哨に襲い掛かります。
と、言う事で以下次回。
いよいよ戦闘開始です。


A高地の奪取を命じられたドイツ軍第2中隊は、第1小隊を先遣小隊として前進開始。



ソビエト軍はA高地南側に前哨を配置し、ドイツ軍を迎え撃ちます。
前進中のドイツ軍を発見、射撃を開始。


銃撃を受けたドイツ軍は前衛であった第1分隊に応戦させつつ、第2、第3分隊にそれぞれ支援と迂回を指示。







第3分隊の援護を受け、第1分隊がソビエト軍前哨に襲い掛かります。
と、言う事で以下次回。
2015年01月21日
ざ・オストフロント レポートVol.7

オストフロントレポートを続けます。
今回は行動を開始するドイツについて。

宿営地にてシュピース(中隊先任下士官)から糧食班長に対し、糧食計画についての命令を下達します。
調理作業の大まかな手順、配食時間、人数などを伝えそれに基づいて糧食班は食事の準備を行います。

ドイツ軍中隊本部。
将校は中隊長1名のみ。
本来は先任下士官、本部分隊長、車両係下士官、衛生下士官、通信員、伝令などで構成されます。

ドイツ軍小隊本部。
小隊長(少尉もしくは下士官)1名。
衛生兵、伝令で構成。

小隊長と各分隊長。

中隊長から小隊長へ命令が下達され、さらに詳細などを詰めます。



分隊長から分隊員へ命令と任務について必要な項目を伝え、同時に分隊内の取り決め事などを令します。
このように下士官以上の階級はそれぞれ応じた役割を行う必要があり、通常一定以上の勉強と訓練を行っていないと、たとえ「趣味のイベント」であっても、困難です。
そのため、当イベント「フロントシリーズ」では将校、下士官に関しては主催側より指名し、やっていただいております。
今回、ドイツ軍側の写真で紹介致しましたが、ソビエト軍側も責任ある将校、下士官に任についていただいておりました。


攻撃開始点に向けて前進を開始するドイツ軍。
次回、いよいよ戦闘が開始されます。
2015年01月20日
ざ・オストフロント レポートVol.6
オストフロントレポートも6回目にして、ようやく状況開始です。

第1状況はドイツ軍による攻撃です。
今回は防御につくソビエト軍を紹介します。
ソビエト軍は国内では過去最大級となる28名が参加。
小隊長、副官と伝令の小隊本部及び1個機関銃班と2個小銃分隊により1個小隊を編成しました。


移動前に命令が達せられ、中隊から小隊へと降りてきた命令が分隊の兵士にまで伝えられます。
もちろんすべて、ではなく必要な部分のみです。



移動開始。
小隊本部と機関銃班を除く、小銃2個分隊は事前に設定された前哨陣地まで移動します。
本来、先に守備についていた部隊と交代して前哨陣地へと入るわけですが、そこは割愛。
また時間その他の制約により、前哨は陣地化されておらず、現在に地形及び障害物を利用して配置につきます。







雪の降りしきる中、各分隊毎、さらに各組毎担当範囲を指示され防御につきます。
また前哨はあくまで前哨に過ぎませんので、敵を接触したら時間を稼ぎつつ後退します。
その後退経路の確認も合わせて実施しています。
次回へ続く。

第1状況はドイツ軍による攻撃です。
今回は防御につくソビエト軍を紹介します。
ソビエト軍は国内では過去最大級となる28名が参加。
小隊長、副官と伝令の小隊本部及び1個機関銃班と2個小銃分隊により1個小隊を編成しました。


移動前に命令が達せられ、中隊から小隊へと降りてきた命令が分隊の兵士にまで伝えられます。
もちろんすべて、ではなく必要な部分のみです。



移動開始。
小隊本部と機関銃班を除く、小銃2個分隊は事前に設定された前哨陣地まで移動します。
本来、先に守備についていた部隊と交代して前哨陣地へと入るわけですが、そこは割愛。
また時間その他の制約により、前哨は陣地化されておらず、現在に地形及び障害物を利用して配置につきます。







雪の降りしきる中、各分隊毎、さらに各組毎担当範囲を指示され防御につきます。
また前哨はあくまで前哨に過ぎませんので、敵を接触したら時間を稼ぎつつ後退します。
その後退経路の確認も合わせて実施しています。
次回へ続く。
2015年01月19日
ざ・オストフロント レポートVol.5
なかなか更新が進んでいませんが(個人ブログばっかUPしやがって! と言う突っ込み歓迎w)
オストフロントのレポートです。

今回は「編成完結式」について。
朝から雪が降り。素晴らし東部戦線向き空模様の中で開会式が行われ、続けて各軍の編成完結式が行われました。
編成完結式は、本来はもっと大きな部隊で行われるものですが、イベント用に中隊規模で実施。
小隊長が自らの小隊の準備完了を報告し、中隊長がそれを確認、訓示を行いました。
各軍参加者は、自分達の指揮官を確認し、指揮官は部隊を掌握します。
当運営事務局で開催しています「フロントシリーズ」のイベントでは指揮系統が重要ですので、必ず実施しています。





ソビエト軍は特に資料等も少なく、なかなかこのような式典での動きがわかりにくいですね。
当イベントでも「当時はこうだった」となかなか言えませんが、現時点での可能な限りを研究して実施しました。
ご協力いただいた皆様に感謝いたします。




ドイツ軍側はいくつかの資料の中から抜粋し、実施致しました。
これも「間違いなく」とは言えませんが中隊での整列要領としてある程度の高いレベルで実施できたもの、と思います。


完結式後、両軍それぞれ集合写真を撮影し開会式は終わりです。
次回からいよいよ行動開始となります。
オストフロントのレポートです。

今回は「編成完結式」について。
朝から雪が降り。素晴らし東部戦線向き空模様の中で開会式が行われ、続けて各軍の編成完結式が行われました。
編成完結式は、本来はもっと大きな部隊で行われるものですが、イベント用に中隊規模で実施。
小隊長が自らの小隊の準備完了を報告し、中隊長がそれを確認、訓示を行いました。
各軍参加者は、自分達の指揮官を確認し、指揮官は部隊を掌握します。
当運営事務局で開催しています「フロントシリーズ」のイベントでは指揮系統が重要ですので、必ず実施しています。





ソビエト軍は特に資料等も少なく、なかなかこのような式典での動きがわかりにくいですね。
当イベントでも「当時はこうだった」となかなか言えませんが、現時点での可能な限りを研究して実施しました。
ご協力いただいた皆様に感謝いたします。




ドイツ軍側はいくつかの資料の中から抜粋し、実施致しました。
これも「間違いなく」とは言えませんが中隊での整列要領としてある程度の高いレベルで実施できたもの、と思います。


完結式後、両軍それぞれ集合写真を撮影し開会式は終わりです。
次回からいよいよ行動開始となります。
2015年01月06日
ざ・オストフロント レポートVol.4
皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も「関西ヒストリカルイベント」をよろしくお願いします。
少し、間が空いてしまいましたが。。。
「ざ・オストフロント」レポートの続きを。
今回はドイツ軍の朝食風景についてご紹介。


今回は昼食のみならず、朝食の支給も行いました。
ドイツ軍は、兵士の基本食(パン、ラードや携帯食等)を朝に支給します。




今回は、ライ麦100%パンのコミスブロート(1人1/3斤)、サラミソーセージ1本、ラード、コーヒーを支給。
ブロートに関しては昼の分を含みます。


支給は分隊毎に行い、分隊内でブロートもラードもコーヒーも分け合います。
こうして「同じ釜の飯」を食べる戦友が産まれて行くのです。
本年も「関西ヒストリカルイベント」をよろしくお願いします。
少し、間が空いてしまいましたが。。。
「ざ・オストフロント」レポートの続きを。
今回はドイツ軍の朝食風景についてご紹介。


今回は昼食のみならず、朝食の支給も行いました。
ドイツ軍は、兵士の基本食(パン、ラードや携帯食等)を朝に支給します。




今回は、ライ麦100%パンのコミスブロート(1人1/3斤)、サラミソーセージ1本、ラード、コーヒーを支給。
ブロートに関しては昼の分を含みます。


支給は分隊毎に行い、分隊内でブロートもラードもコーヒーも分け合います。
こうして「同じ釜の飯」を食べる戦友が産まれて行くのです。