2015年01月21日
ざ・オストフロント レポートVol.7
オストフロントレポートを続けます。
今回は行動を開始するドイツについて。
宿営地にてシュピース(中隊先任下士官)から糧食班長に対し、糧食計画についての命令を下達します。
調理作業の大まかな手順、配食時間、人数などを伝えそれに基づいて糧食班は食事の準備を行います。
ドイツ軍中隊本部。
将校は中隊長1名のみ。
本来は先任下士官、本部分隊長、車両係下士官、衛生下士官、通信員、伝令などで構成されます。
ドイツ軍小隊本部。
小隊長(少尉もしくは下士官)1名。
衛生兵、伝令で構成。
小隊長と各分隊長。
中隊長から小隊長へ命令が下達され、さらに詳細などを詰めます。
分隊長から分隊員へ命令と任務について必要な項目を伝え、同時に分隊内の取り決め事などを令します。
このように下士官以上の階級はそれぞれ応じた役割を行う必要があり、通常一定以上の勉強と訓練を行っていないと、たとえ「趣味のイベント」であっても、困難です。
そのため、当イベント「フロントシリーズ」では将校、下士官に関しては主催側より指名し、やっていただいております。
今回、ドイツ軍側の写真で紹介致しましたが、ソビエト軍側も責任ある将校、下士官に任についていただいておりました。
攻撃開始点に向けて前進を開始するドイツ軍。
次回、いよいよ戦闘が開始されます。