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Posted by ミリタリーブログ at

2016年05月10日

ヒスサバ14 オフィシャルレポート Vol.4

5月1日に開催いたしましたWW2ヒストリカルサバイバルゲーム「HSW-14」、オフィシャルレポートです。
第4弾の今回は連合軍の写真を公開いたします。




今回の連合軍はアメリカ陸軍を中心に空挺、イギリス軍、ソビエト軍、レジスタンス等多彩な顔ぶれ。











ドイツ軍装甲車に手榴弾を投げ込む。
























今回特にイギリス軍の活躍が目立ちました。
パグパイプも素晴らしかったですね。






大会受付に使用した米軍中隊本部の通信機材。

  

Posted by 先任 at 20:00Comments(0)イベントレポート

2016年05月09日

ヒスサバ14 オフィシャルレポート Vol.3

ヒスサバウエスト-14 オフィシャルレポートを続けます。



第3弾は、日本軍陣営のご紹介です。
ヒトクチに日本軍と言いましても、今回は海軍陸戦隊や国民突撃隊等の参戦もあって大変賑やかな陣営でした。
更にお手製のミニ八九式戦車も登場!

以下、ドバーっと写真を並べます!!(手抜きですみませんww)





 


























  

Posted by 先任 at 08:00Comments(0)イベントレポート

2016年05月08日

ヒスサバ14 オフィシャルレポート Vol.2

第14回ヒスサバ、オフィシャルレポートを続けます。

今回は、欧州枢軸陣営のゲームの様子を写真を中心に。








ドイツ軍が中心ではありますが、イタリア軍やフランス義勇兵等も参加。
またドイツ軍も陸軍、武装親衛隊、空軍降下猟兵、アフリカ軍団など多彩な顔ぶれとなりました。










ドイツ軍には、運搬車改造のSdkfz251モドキ装甲車が参戦!
兵員輸送の他、機関銃及び迫撃砲を使用して歩兵を支援いたしました。




キューベルワーゲンも強行偵察に使用され、フィールドを走り回ります。






フロントシリーズでも活躍している8cm迫撃砲は絶好調で、テニスボール砲弾を敵に叩き込みます。






















次回は日本軍陣営を紹介致します。
  

Posted by 先任 at 20:00Comments(0)イベントレポート

2016年05月08日

ヒスサバ14 オフィシャルレポート Vol.1



4月30~5月1日に開催いたしました「第14回ヒスサバウエスト HSW-14」のレポートを4回に分けてお送り致します


今回はイベント全体の光景を写真を中心に。






会場となったバトルランド-1のセーフティでは数多くのショップさんが店を広げ、参加者の賑わいを見せました。
以下、出店下さった店舗一覧です。
・弾屋弾吉商店
・佐一商店
・関西WWG
・Hanaco
・ベロモルカナル
・残部隊商店堺本店
・残商店摂津支店
・みきやま工房
・枚方軍装店
・売るふぇん!買うふぇん!
・ボッタクル商店
・レコレクショヌール













30日の夜は各所で酒宴が催され、大変盛況な賑わいを見せました。







また、当時の生活ぶりを再現して楽しむ、リエナクトも参加者有志により各所で行われていました。








開会式の様子。




ゲームはすべて事務局長のはがの号令で開始されました。


以下、次回に続きます。





  

Posted by 先任 at 08:00Comments(0)イベントレポート

2016年05月07日

第14回ヒスサバ終了

少し遅くなりましたが。。。。

2016年5月1日、和歌山県橋本市のBattleLand-1様にて開催いたしました、WW2サバイバルゲームイベント「第14回His-Surva WEST(ヒスサバウエスト)」は100名を超えるご参加を頂き、晴天の中で盛況のうちに終了することが出来ました。 大きな事故やトラブルもなく終了することが出来ましたのも、また今回は久しぶりの開催となったヒスサバで大変盛り上がったのも、ひとえに参加者各位のご協力あっての事と思います、深く御礼申し上げます。



今回は久しぶりの開催、と言うだけでなくいくつかの新機軸を投入してみました。
「複数フラッグ戦」:サバイバルゲームの範囲で、任務や指揮官の役割を持たせるため、及び戦力比を考慮し導入しましたが、いかがだったでしょうか?
「砲撃」:フロントシリーズではお馴染みとなった砲撃を指揮官の要請で行う形で加えてみました。各陣営、有効に使用していただけたでしょうか?
「参加スタイル」:これについては、あいまいな部分も多く、ご満足いただけなかったかもしれません。

その他諸々含めイベントはいかがでしたでしょうか? 早速「次回は?」とのお声もちらほらと聞こえていますが、主催(特に先任)のモチベーションアップはまず皆様のご感想・ご意見です。 また次回を!とお思いでしたらぜひ良い事・悪い事含め、イベントのご意見ご感想お聞かせいただければ幸いです。 皆様のご反響が、次のイベントへの原動力となりますのでぜひお願いいたします。 ※出来ればその際には、各つぶやき等や日記への返信という形ではなくご自身の日記やFB・Tw・ブログでの発信という形にして頂ければより多くの方に本イベントの様子が伝わりますので、ご協力頂ければ幸いです。

今回は写真の配布、映像編集などはオフィシャルとしては行いませんが、本イベントのレポートについては当ブログにて、随時アップロードして行きますので、そちらもチェックをお願い致します。

また、関西ヒストリカルイベント運営事務局では、イベント運営スタッフを随時募集中です。
本イベントのような質の高いイベントを維持継続するには、皆様のやる気や熱意もですが、裏方であるスタッフも必要です。ぜひ協力したい!という方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。
※特に今後は後方部隊の再現もしたいと思っておりますのでそちらでご協力いただける方を随時募集中です。

以上です、また次回どこかのフィールドで皆様にお会いできる日が来る事を心から楽しみにしております。
2016年5月2日 関西ヒストリカルイベント運営事務局 一同


参加者数報告

総参加者(スタッフ含む):109名
模擬戦闘参加者:80名
29名:欧州枢軸国軍(ドイツ軍、ドイツ親衛隊、イタリア軍、他組織)
31名:アジア枢軸国軍(日本軍)
20名:連合軍(アメリカ軍、イギリス軍、ソビエト軍、抵抗組織)
見学:18名
スタッフ:6名
砲兵スタッフ:5名
出店:12店
  

Posted by 先任 at 11:38Comments(0)イベントレポート

2016年04月06日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.10 最終項


去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートも今回で終了です。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

前回までのレポートで、イベントの主であった歩兵の模擬戦闘はその状況を終了しました。
その後エキシビジョンとしての「塹壕戦」を行いましたのでレポートします。

状況の方では二度目の攻撃で赤軍は陣地を放棄して後退いたしましたが、死守もしくは後退が間に合わず陣内に突入された場合に発生するかもしれない近接戦闘をイメージし、実施致しました。
なお殴りあったり色々してるように見えますが、柔らかい素材で作られた安全スコップや殴るフリ、殴られるフリで行っております。

想定はソイツ軍による赤軍陣地への突入と、赤軍の逆襲によるドイツ軍陣内への突入の2種類を実施致しました。
以下、写真でお楽しみ下さい。

























以上で「ざ・オストフロント1942」のイベントレポートを終了いたします。
現在、ご注文された方への写真データディスクの発送は完了しております。
もしご注文されたのに届いていない、もしくは届いたけどデータが破損している、データが入っていいない等のトラブルがありましたらお手数ですがご連絡をお願いします。
なるべく早めに対応させていただきます。

またムービーDVDに関しては鋭意製作中ではありますが、時間もかかるものゆえ気長にお待ちください。
夏には出せると思います。


次回のイベントは「ヒスサバ」です!
フロントのような細かい縛り、面倒くさい指揮官は居ません!!w

公式サイトのレギュレーション(大変低~く設定しております)を必ずご確認のうえで、お好みの軍装でご参加下さい。
http://www.his-event-kansai.com/
次回イベント「ヒスサバ14」 参加大募集中!
  

Posted by 先任 at 06:00Comments(0)イベントレポート

2016年04月05日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.9

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

当フロントシリーズではゲームとは呼ばず、模擬戦闘と呼称しています。
それは勝ち負けを競い、楽しむ「ゲーム」ではなく、戦闘の流れを実際に参加者に体験、学んでいただく事を目的としているからです。

レポート9弾。

さて第1回の攻撃に失敗したドイツ軍ですが、本来であれば後退して戦闘終了となりますがさすがにイベント上そういうわけにもいかないので、新たに投入された第1小隊として再度の攻撃を実施します。



第1小隊の攻撃失敗と引き換えに得た、敵陣地の概要に合わせて攻撃計画をすみやかに修正。





迫撃砲も引続き支援射撃を実施するため、弾薬を運搬。




一方のソビエト労農赤軍も破壊された鉄条網の一部を短い時間で復旧させて再度の攻撃に備えます。












再びドイツ軍が突撃を開始。
迫撃砲の支援を得つつ、MGを前進させて赤軍陣地へと迫ります。










繰り返しの攻撃を受けて被害の増加した赤軍は、現時点での陣地維持は困難と判断。
後退命令が出、部隊は後退します。

通常、敵の突破を許してしまった陣地は、ある段階で意味をなさなくなります。
※陣地には防御する「方向」があり、ラインを突破されてしまったら、側背より簡単に制圧されてしまうからです。
その場合、指揮官はタイミングを見計らって陣地を放棄、部隊を後退させて戦力の維持に努めます。
もちろん命令上や政治上、後退が許されずに死守させられる場合もあるでしょうが、普通は(日本帝国陸軍にあっても)防御の維持が困難と判断した場合は部隊を後退させるでしょう。















赤軍の後退によって陣地を制圧したドイツ軍。
速やかに敵の逆襲に備えます。 攻撃が成功したら終わり、ではなくそれを維持しまたは更に拡張する必要が出てくるでしょう。
使える物はなんでも使い、あらたな脅威へと対処する一方で、自部隊の被害や弾薬の損耗などが集計され、報告されます。
上級部隊はそれらの報告を受けて現状を判断し、制圧地域の維持に必要な支援や増援、補給または部隊の交替等を指示していく事になります。


vol.10に続く。



http://www.his-event-kansai.com/
次回イベント「ヒスサバ14」 参加大募集中!
  

Posted by 先任 at 06:00Comments(0)イベントレポート

2016年04月04日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.8

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

当フロントシリーズではゲームとは呼ばず、模擬戦闘と呼称しています。
それは勝ち負けを競い、楽しむ「ゲーム」ではなく、戦闘の流れを実際に参加者に体験、学んでいただく事を目的としているからです。







ドイツ軍の突撃開始により、意味を成さなくなったソビエト軍は前哨を後退させつつ、主陣地より射撃を開始。
突撃破砕線によるドイツ軍の撃退を図ります。










工兵隊の空けた突破口から突入して行くドイツ軍に対しPM銃機関銃、DP軽機関銃を中心としたソビエト軍の防御部隊は頑強に抵抗します。











ソビエト軍は偽装陣地を構築しており、2段構えの障害線が張られていたが、ドイツ軍は斥候でその一部は解明していたものの全容を把握しきっておらず、予想外の障害と何より狭い面積に濃密に構成されていたソビエト軍の火力によって突撃を阻まれ、後退。 第1回の突撃は失敗に終わりました。

なお、1個小隊が防御している地点に1個小隊で突入しているので、攻撃失敗となるのがセオリーとも言えるでしょう。


vol.9に続く。



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次回イベント「ヒスサバ14」 参加大募集中!
  

Posted by 先任 at 06:00Comments(0)イベントレポート

2016年04月03日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.7

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

当フロントシリーズではゲームとは呼ばず、模擬戦闘と呼称しています。
それは勝ち負けを競い、楽しむ「ゲーム」ではなく、戦闘の流れを実際に参加者に体験、学んでいただく事を目的としているからです。

レポート7弾の今回はいよいよ攻撃を開始するドイツ軍です。





斥候の結果から攻撃計画を策定した小隊長は、それを各分隊長へ示達、同時に中隊より派遣された無線手を通じて中隊長へと報告し、迫撃砲による支援射撃と工兵のsによる障害除去を要請します。






迫撃砲が煙幕弾による射撃を行い、ソビエト軍陣地の視界を奪う中で「想定工兵隊」による障害の除去作業が実施され、鉄条網に突破口が開かれます。










更に迫撃砲は突撃支援射撃を実施。 その最終弾の弾着と同時に小隊は突撃を開始!
MGを中心とした分隊毎に敵陣地へと一気に迫ります。


vol.8に続く。



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次回イベント「ヒスサバ14」 参加大募集中!
  

Posted by 先任 at 19:00Comments(0)イベントレポート

2016年04月03日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.6

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

なお「ざ・オストフロント1942」は日本でもちょっとこだわりを持ったWW2イベントをやりたい、参加したいという意思から生まれ、多くの方々の協力を得て関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催しております「フロントシリーズ」のイベントです。
「フロントシリーズ」では、ある程度のリアルな装備、被服も目指してはいますがそれ以上に「歩兵の行動、生活、戦闘」の体験に重きを置いています。
銃や装備をただカッコ良い、だけではなく実際にそれらを身につけて戦いに身を投じた方々に思いを馳せ、感じ取っていただきたいと願っています。

当フロントシリーズではゲームとは呼ばず、模擬戦闘と呼称しています。
それは勝ち負けを競い、楽しむ「ゲーム」ではなく、戦闘の流れを実際に参加者に体験、学んでいただく事を目的としているからです。

今回は丘の防御に当たったソビエト労農赤軍の歩兵小隊側を紹介致します。





分隊長の指示により配置に付く。
想定としては事前に配置について警戒していた別の小隊と交替。








警戒を開始した直後、ドイツ軍の迫撃砲による攻撃を受ける。
まだ水の残る壕内に伏せ、砲撃をやり過ごそうとする赤軍。



砲撃により各所で被害発生。
「戦死者」は壕の外で並べられ、回収を待った。












ドイツ軍の斥候の侵入を発見。 射撃を加えて撃退させる。
前項で書いたように攻撃側は防御側のありとあらゆる情報を持ち帰ろうと企図していため、機関銃や陣地の重要なポイントからの射撃は禁止されている。
防御側からの不用意な射撃は、まだ発見されていない陣地の構造を敵に知らせる危険性がる。
しかし、あまりに深く入り込まれるならば射撃による排除、撃退もまた相手に情報を与えぬための手段である。

警戒しつつ、敵側がこちらをどの程度まで認識、解明できているかを予測しなければならない。


vol.7に続く。



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Posted by 先任 at 06:00Comments(0)イベントレポート

2016年04月02日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.5

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

なお「ざ・オストフロント1942」は日本でもちょっとこだわりを持ったWW2イベントをやりたい、参加したいという意思から生まれ、多くの方々の協力を得て関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催しております「フロントシリーズ」のイベントです。
「フロントシリーズ」では、ある程度のリアルな装備、被服も目指してはいますがそれ以上に「歩兵の行動、生活、戦闘」の体験に重きを置いています。
銃や装備をただカッコ良い、だけではなく実際にそれらを身につけて戦いに身を投じた方々に思いを馳せ、感じ取っていただきたいと願っています。



さて、この第6弾よりイベントのメインである模擬戦闘を紹介してまいります。
当フロントシリーズではゲームとは呼ばず、模擬戦闘と呼称しています。
それは勝ち負けを競い、楽しむ「ゲーム」ではなく、戦闘の流れを実際に参加者に体験、学んでいただく事を目的としているからです。



ドイツ軍中隊長より小隊長に対し前進命令が下達されます。
命令の中には現在の敵、味方の状況と情報、味方部隊(主力)の予定、方針。 中隊の指針、任務、各小隊の行動、隣接部隊との関係、可能な支援の内容、通信、兵站、指揮官の位置等が含まれています。
これらの状況想定を決め、命令に含まなくては実際の部隊は動けません。
一般参加者の方には無関係な「上の事」に思えるかもしれませんが、このような想定が決められているからこそ中隊の行動、小隊の行動、そして参加者に直接関係する分隊の行動が決定されるのです。
もちろん個人の携行する装備等に関しても、その行動に適した物を個人の支給品、私物の中から部隊統制と合致させて決定されますが、なかなかここまでは難しい面もあるかと思います。




中隊長からの命令を受けた小隊長は、今度は掌握下の分隊長を集め小隊の命令を伝えます。
主力が前進するにあたって障害となりうる位置に展開する、ソビエト軍を撃破し、丘を制圧する方針を伝え、それに必要な情報を集めるために斥候を出させます。










各分隊毎に割り当てられた地域へ斥候が潜入。 ソビエト軍陣地を攻略するための偵察活動を開始します。
斥候が目的とする情報は敵の陣地、障害(鉄条網や地雷等)の状況、位置。 敵の人数、装備。機関銃の位置とその指向する方向。 更には攻撃に使用可能なルート等となっています。
もちろん敵の陣地からはソビエト軍兵士達がこちらを監視しており、見つからないように行動しなければなりません。
まして発砲などはもっての他です。
こちらの位置、意図などを無用に相手に知らせてしまい、対応されてしまったらそれまでの斥候はまったく意味を成さなくなってしまう可能性があります。

 なお、ドイツ軍側参加者はソビエト軍陣地内には一切立ち入っていないため、なかなか接近して敵陣地を解明できない緊張感も体験していただけたかと思います。




 斥候は時間厳守で陣地内に戻り、斥候結果を分隊長へと報告。
分隊長は分隊内から出した斥候の情報を集め、整理、評価した後に小隊長へ報告します。



vol.6に続く。



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Posted by 先任 at 07:50Comments(0)イベントレポート

2016年04月01日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.4

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

なお「ざ・オストフロント1942」は日本でもちょっとこだわりを持ったWW2イベントをやりたい、参加したいという意思から生まれ、多くの方々の協力を得て関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催しております「フロントシリーズ」のイベントです。
「フロントシリーズ」では、ある程度のリアルな装備、被服も目指してはいますがそれ以上に「歩兵の行動、生活、戦闘」の体験に重きを置いています。
銃や装備をただカッコ良い、だけではなく実際にそれらを身につけて戦いに身を投じた方々に思いを馳せ、感じ取っていただきたいと願っています。

レポート4ではソビエト労農赤軍に支給された食事と野営地を紹介致します。




糧食を運搬中の赤軍。 防御陣地及び野営地で食事していただくため、パンは木箱に、スープはスープコンテナに入れて運搬しました。
ソビエト労農赤軍には朝昼分のライ麦パン、そして朝食にスープ、昼食にはボルシチが支給されました。













陣地後方に設営された野営地で朝食を摂るソビエト労農赤軍の兵士達。
ほぼ当時の物だけで構成されており、実際に参加兵士達の多くがここで寝ました。
なお、ライ麦パンは製作都合上、ドイツ軍のものと同じものですが、ロシアで広く食べられたものとは違うかもしれません。
このあたりは主催側の勉強不足で申し訳ありませんが、今後の為にどのような物が多かったかご教示下されば幸いです。 ※おがくず入りとかの話は不要です。もちろんあった事実なのでしょうが、普段からそれではないでしょう。












昼食風景。
状況中であり、陣地では警戒を続けながらの食事を行いました。
兵力や状況に余裕があれば、後方に下がっての落ち着いた食事も摂れるでしょうが、実際の戦場においてはこのような形態も多かったのではないかと考えます。
もちろん実際には前線では食事も冷たく、また食べ物、食器などすべては不衛生な状況だったのではと想像します。

なお、ボルシチはロシアの伝統的な料理ですが、軍の糧食と言う事で肉はコンビーフを使用し、味付けはコンソメのみで行いました。


なお調理についてはドイツ軍と共用でスタッフ糧食班が実施しました。
イベントスタッフ側ではありますが、糧食を担当して下さったSTEINER氏、野戦炊事釜で火力支援してくれた馬好き伍長、他お手伝い下さった黒騎士中隊の皆様、そして40斤ものライ麦パンを焼いくれた私の母親に心から感謝致します。

vol.5に続く。



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Posted by 先任 at 18:00Comments(0)イベントレポート

2016年04月01日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.3

去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

なお「ざ・オストフロント1942」は日本でもちょっとこだわりを持ったWW2イベントをやりたい、参加したいという意思から生まれ、多くの方々の協力を得て関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催しております「フロントシリーズ」のイベントです。
「フロントシリーズ」では、ある程度のリアルな装備、被服も目指してはいますがそれ以上に「歩兵の行動、生活、戦闘」の体験に重きを置いています。
銃や装備をただカッコ良い、だけではなく実際にそれらを身につけて戦いに身を投じた方々に思いを馳せ、感じ取っていただきたいと願っています。


今回はドイツ軍に支給された食事について。

このイベントでは模擬戦闘参加者に朝、昼の2食。 見学者には昼食の支給を行い、当時の軍隊の食事について体験していただきました。




ドイツには朝にライ麦パンとシュマルツと呼ばれるラードペースト、そしてピクルスと代用入りコーヒーを支給。
パンは1斤1kgのものですが、本来は1.5kgのものが主流だったようです。 それを焼くには専用のオーブンが必要になります。。。
なおドイツ兵1日分の支給量は750gだそうですが、現代日本人で一食250gを食べきるのはかなり困難でしょう。
イベントでは2食分として300gを支給致しました。


朝食を取る中隊本部。
実に簡素な食事ですが、これは元々のドイツの食文化でもあります。
また通常パンは塊のままで支給され、兵士達は自分のポケットナイフでスライスし、シュマルツを塗って食べます。





射撃陣地構築の傍ら、朝食を摂る迫撃砲班。







昼食はケーニヒスベルク風肉団子のスープ。
部隊は敵と睨み合っている想定でしたので、スープ缶に入れて各分隊毎に運搬、支給しました。















各分隊、迫撃砲班、小隊本部の食事風景。


以下は今回糧食を担当してくれたSTEINER氏のFBより抜粋します。

Die Feldküchengerichte:野戦調理指針
Nach den Original-Feldkochbuch des OKW 1941 :国防軍最高司令部刊「野戦調理1941年版」より
このマニュアルによると

Königsberger Klops (ケー二ヒスベルク風肉団子)
Aus der Hackfleischmasse Klopse formen, auskochen und 15 Minuten ziehen lassen.
ひき肉で沢山団子を作り15分茹でる。

Aus Brühe und Mehlschwiße weiße Tunke herstellen und mit Zitrone oder Essig, Gurkenbrühe, Weißwein, Kapern, Hering oder Sardellen abschmecken.

ブイヨンと小麦粉でホワイトソースを作る。そして、レモンまたは酢、ピクルス液、白ワイン、ニシンまたはアンチョビで味を調える。

今回のケー二ヒスベルク風肉団子は、いわゆるオストプロイセンの郷土料理である。肉団子にニシンを加えるとヴェストプロイセンの物となるが、予算の関係もあり合挽きの肉を使用した。
ホワイトソースは、マニュアル通り乳製品は加えずに、朝給与したピクルスの漬け汁を使用した。
この節約は、上記の野戦調理 1941年版にも記されている野戦調理10則(野戦調理の心得)に則したものである。

2. Nutze alle Lebensmittel gut aus. Dermeide überflüssigen Abfall beim Gemüseputzen und Kartoffelschälen. Koche Knochen, Sehnen, Schwarten, holzige Gemüseteile und Strünke kräftig aus. Verwende geschickt jeden noch brauchbaren Rest.
Grund : Kampf dem Verderb !

2 食材は適切に全て利用せよ。野菜の洗浄、皮むきに、水の浪費は避けよ。骨、腱、皮、野菜の木質部分、茎も調理すべし。 如何なる時も、あらゆる屑を賢く有用に使用せよ。
理由 腐敗と戦え !




イベントスタッフ側ではありますが、糧食を担当して下さったSTEINER氏、野戦炊事釜で火力支援してくれた馬好き伍長、他お手伝い下さった黒騎士中隊の皆様、そして40斤ものライ麦パンを焼いくれた私の母親に心から感謝致します。

vol.4に続く。



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Posted by 先任 at 06:00Comments(0)イベントレポート

2016年03月31日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.2



去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを続けます。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

なお「ざ・オストフロント1942」は日本でもちょっとこだわりを持ったWW2イベントをやりたい、参加したいという意思から生まれ、多くの方々の協力を得て関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催しております「フロントシリーズ」のイベントです。
「フロントシリーズ」では、ある程度のリアルな装備、被服も目指してはいますがそれ以上に「歩兵の行動、生活、戦闘」の体験に重きを置いています。
銃や装備をただカッコ良い、だけではなく実際にそれらを身につけて戦いに身を投じた方々に思いを馳せ、感じ取っていただきたいと願っています。

今回の「ざ・オストフロント1942」では1942年、ソビエト連邦国内におけるドイツ陸軍とソビエト労農赤軍の歩兵部隊の戦闘をモデルに想定を行いました。
ドイツ陸軍には連隊主力が前進するための支援として「B丘」付近を奪取制圧が、ソビエト労農赤軍にはそれを防ぐため「B丘」付近の防御がそれぞれ命令。
イベントの参加者はこの中隊に科せられた命令を受けた、小隊の一員としての行動をしていただきました。

今回は防御にあたるソビエト労農赤軍の兵士達による陣地構築の様子を紹介致します。



小隊長から命令が発せられます。
何事も命令無しには動きません。
そして命令が下ったからには、何は何でもそれを遂行しなければなりません。
ちなみに「このへん、守って」 というような言葉では命令とはなりません。
防御を命令するならば、敵味方の状況、守るべき範囲、戦力、そして支援部隊や隣接部隊との関係、糧食弾薬、通信についてを明らかにし、明確に行わなくてはなりません。





防御に使用する障害としては地形、地雷、鉄条網、対戦車、舟艇障害などがありますが今回のイベントでは(模擬)鉄条網と塹壕陣地による防御を行いました。
鉄条網は本来であれば、触れるだけで怪我をする「針」のついた物ですが、さすがにイベントで使用できませんのでロープを用いて模擬しています。
これだけでも、人間が走って突破できませんので充分に意味があります。






塹壕陣地は特に敵からの砲撃に対して大きな効果があります。
何もない広場で砲撃を受けた場合、1発の砲弾で歩兵は大きな被害を受けるでしょう。
それを極限し、更に敵の歩兵による直接的な攻撃にも対処する事ができます。
ただ、国内ではこのような陣地を構築できる場所はそうな無いかと思います。
会場のTRENCH様に深く感謝致します。






各陣地や前哨と小隊本部を有線電話にて接続し、有機的な防御の運用に努めます。
連絡、報告、命令は他の通信手段が無ければ伝令に頼らざるを得ないため、このような電話は重宝されました。
もちろん飾りではなくイベントの模擬戦闘中に大いに活用いたしました。



防御の要、重機関銃が設置されます。
機関銃と障害(鉄条網)は綿密に関係するよう配置され、敵の接近を防ぎます。

なお、防御の構成は(防御に限らずですが)地形や戦力、状況によって千差万別で一概に「これが正しい」と言えるものは無いと考えます。
今回の労農赤軍の防御の構成に関しては基本を日本軍の対ソ戦教範から汲み取り、現地の状況とイベントに合わせたモデファイで実施致しました。

vol.3に続く。



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Posted by 先任 at 18:00Comments(0)イベントレポート

2016年03月31日

ざ・OstFront1942 オフィシャルレポート Vol.1



去る3月19,20両日に渡って行いましたWW2東部戦線ヒストリカルイベント「ざ・オストフロント1942」のレポートを開始いたします。
多くの参加者によって作られたこのイベントのすべてを紹介することはできませんが、写真レポートによりイベントの雰囲気を感じていただければ幸いです。

なお「ざ・オストフロント1942」は日本でもちょっとこだわりを持ったWW2イベントをやりたい、参加したいという意思から生まれ、多くの方々の協力を得て関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催しております「フロントシリーズ」のイベントです。
「フロントシリーズ」では、ある程度のリアルな装備、被服も目指してはいますがそれ以上に「歩兵の行動、生活、戦闘」の体験に重きを置いています。
銃や装備をただカッコ良い、だけではなく実際にそれらを身につけて戦いに身を投じた方々に思いを馳せ、感じ取っていただきたいと願っています。

今回の「ざ・オストフロント1942」では1942年、ソビエト連邦国内におけるドイツ陸軍とソビエト労農赤軍の歩兵部隊の戦闘をモデルに想定を行いました。
ドイツ陸軍には連隊主力が前進するための支援として「B丘」付近を奪取制圧が、ソビエト労農赤軍にはそれを防ぐため「B丘」付近の防御がそれぞれ命令。
イベントの参加者はこの中隊に科せられた命令を受けた、小隊の一員としての行動をしていただきました。





ドイツ軍中隊本部。
イベント本部としても運用しました。
参加者は会場に着くとまずこの本部へと出頭し、受付の手続きを行って配属する小隊、分隊を知らされます。
その後は分隊の一員として分隊長の指揮、掌握下で行動していただきました。
やや不便、面倒な事も感じられたかと思いますが、それこそ軍隊の体験です。



号令調整を行うドイツ軍。
実施者の発する号令を大きな声で復唱し、正しい命令を覚える(頭ではなく体に記憶させる)と同時に士気を高める訓練の一つです。
ドイツ軍で当時実際に行われたかの確証はありませんが、新兵教育として必要と考え実施していただきました。
進行がスムーズでなかったのは主催側の不足であり、その点をお詫びします。




歩兵中隊による「攻撃」の座学。
攻撃、と言ってもエアガンを撃ちながらただ走れば良いと言うものではありません。
それは支援部隊との綿密な連携の中で、全員がそれぞれの役割をしっかりと認識した上で乱れなく実施しなければ成功しません。
その全てを授業するのは時間も色々も足りませんが、概略を知っていただく事で、歩兵の行動と言うものを理解していただくために実施致しました。
なお、実施者がWW2アメリカ軍の専門であるため、WW2時代のドイツ軍と多少違う点もあったかもしれません。
基本的にWW2当時の歩兵戦闘に各国の大きな差は無い(もちろん特色はあるでしょう)との認識の下に実施していましたが、もしお気づきの点があれば、具体的にどう違う、と言う点を指摘していただければ(もしくは実際に講義していただければ)今後はよりリアルな再現も可能になるかと思います。






簡易射撃陣地を構築する中隊迫撃砲班。
2門の8cm迫撃砲を使用。
1942年の時点ではドイツ陸軍の歩兵中隊では8cm迫撃砲は運用されていない(5cm迫撃砲3門を使用)との話もありますが、重火器中隊からの支援とするとイベントの編成上(指揮または糧食等)中隊の迫撃砲班として運用致しました。

以下、次回に続きます。



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Posted by 先任 at 08:00Comments(0)イベントレポート

2015年09月23日

「ざ・パシフィックフロント4」 公式レポ13 最終

1ヶ月以上に渡って(遅筆で済みません)お送りしてきたパシフロ4レポートもいよいよ最終章です。

今回は午後から行われたエキシビジョン、デコガン戦を紹介。

※デコガン戦とはエアガン、モデルガン、無可動銃などと併せて火薬式玩具銃(パンパン鉄砲)を使用し、BB弾を発射せずに行う戦闘ごっこです。
双方「撃った気」「撃たれた気」で行われ、当たり判定は気分による自己申告! サービス精神で行う「遊び」です。

状況想定は、アメリカ軍防御陣地内に日本軍が突入した陣内戦闘です。
BB弾を発射しませんので(事前に装填していないかの安全確認を行います)ゴーグルは無し。
また合法的な物のみ着剣、抜刀も許可されますが、当然相手の身体に当てる事は厳禁であり、かならず安全距離外で「戦死」する事がルールとなっています。







突撃前に各分隊ごとに記念写真を撮る日本軍。
疲れてますが、みなさん良いお顔をされてますねw








主陣地にて防御態勢をとるアメリカ軍。
勿論本来の陣地と言うものはもっとしっかり構築されているものですが、そのあたりはサバイバルゲームフィールドを使用する以上は妥協せねばなりません。










日本軍、突撃開始!
一気呵成にアメリカ軍陣地へと突入して行きます。







アメリカ軍の防御射撃開始。
本来ならば、障害と併せて突撃破砕線を構築し、突撃破砕射撃を行います。
これはエキシビジョンですので、日本軍は既に破砕線を突破して、本陣付近へと突入している状況です。









アメリカ軍衛生兵も活躍しています。

以下、激しい攻防戦の様子を写真にてお送りいたします。
※手抜きではなく、一度に色んな状況が発生し過ぎて把握しきれませんでした。



































エキシビジョンの終了を持って、パシフロ4の模擬戦闘は状況終了となりました。

今回で4回目となったパシフィックフロント。 第1回からの参加者の方々、また途中から参加してくださった方、更に今回が初めて、という方、皆様それぞれ楽しんでいただけたでしょうか?
楽しんだ、面白かった、と思って下さった方に対しては、私からはお礼しか言えません。
ありがとうございました。是非またご参加下さい。

楽しめなかった、よくわからなかった、しんどいダケやった、と言う方もおられるかもしれません。
「休日に参加費払ってやる事じゃない」と言われればそれまでですが、その感じた事もまた、当時の兵士達が感じた戦闘の感想に近いものでもあるかと思います。
うまくまとめる事ができず済みません。

今回は以前までと違って、進行のアナウンスが少なかったとか、全般的に説明不足な部分が散見されたとのご感想もいただいております。(言って下さった方、ありがとうございます)
それらは運営の責任で、非常に申し訳なく思います。 済みませんでした。

まだまだご意見やご批判もあるかと思います。
是非、お聞かせ下されば今後のイベントの参考として、より良いイベントを目指して改善するよう努力致しますので、今後もお付き合い願えれば幸いです。

  

Posted by 先任 at 23:39Comments(0)イベントレポート

2015年09月12日

「ざ・パシフィックフロント4」 公式レポ12

パシフィックフロント公式レポート12弾。

今回はアメリカ軍の昼食を紹介。





アメリカ軍は、昼食として10in1レーションのDinnerを支給。
Dinnerと言えば夕食のイメージがありますが、アメリカでは「ご馳走」の意味に近く(正餐という言葉があります)、日本的は朝昼晩は「Breakfast」「Lunch」「Supper」と言う言葉があります。
通常は夜は「Dinner」で昼は「軽くLunch」になりますが、お客様が来るとかで昼に「Dinner」を行った場合は、夕食を軽く「Supper」にするような使い分けとなります。

ミリタリーに関係ないような事柄に見えますが、このあたりの食文化を知らないと意味を取り違える事になります。

さて、10in1レーションについてですが、現代で言うところのグループレーションで、1日分の5人前が入った紙箱2個がセットで10人分の1日分となっています。

「Breakfast」はシリアル、缶ミルクなど簡易な物、「Supper」は肉等の缶詰とクラッカー等で分け合って食べれるようになっています。その他、ガムやタバコなどの嗜好品も詰められています。
「Dinner」は10in1レーションの中で唯一個人支給が可能なメニューで、肉類の缶詰と「Partial」と呼ばれるクラッカー、菓子などが入ったパッケージでした。






このような携帯レーションは、準備するのは大変ですが当日支給するには大変便利で楽ですね。
アメリカ軍が実際にCやK、またこの10in1レーションを通常の規定以上に支給して兵達を辟易させたのも理解できますw








このように将校は天幕内で、兵隊達は外で、というのもリアルな光景ですねw
とはいえ、フロントシリーズの将校役を氏名している人達は大変な思いをしてもらってるので、この程度の役得はあっても良いかと思います。
将校役の方も参加者で、当然参加費も支払ってもらってますがほぼスタッフとして行動してもらってます。
と言うか、普通のイベントでスタッフやるよりずっと大変なんですよー。 
将校している人は、皆1兵士として参加したがってるんですけどね。

以前からも言ってますがもし、フロントシリーズで将校役として参加したい、と言う方は事前にご相談下さい。
「イベントの運営」「部隊の運用、指揮」「部隊員の安全、健康管理、掌握」
これらを理解し、実行できる経験をお持ちの方ならば可能ですよ。





さて、お昼休みも終わりです。




  

Posted by 先任 at 10:38Comments(0)イベントレポート

2015年09月11日

「ざ・パシフィックフロント4」 公式レポ11

前回のレポートから間が開いてしまいました。 遅筆で済みません。



気を取り直して、続きを再開します。



状況を一時中断し、食事の時間となります。
本来であれば、食事時間も考慮して戦闘は計画され、場合によっては野戦配食なども行われるのですが、イベントとしてまだ実施が困難なため、状況を切っての食事となっています。
写真は戦闘から戻った日本軍小隊。
すぐに簡易なミーティングを行い、身体装備の異常の有無を確認し、ついで指揮官より戦闘の成果やマズかった点等が伝えられます。

さて今回は昼食のご紹介。
フロントシリーズではお馴染みとなった、再現食の支給です。

今回は日本軍の昼食風景。




中隊の糧食班が準備した想定で、小隊へ配られます。
配食にあたるのは各分隊から吸い上げられた作業員。



中隊指揮班の伝令が将校飯盒を持って一番に受取ります。 中隊長の食事ですね。








その後は分隊ごとに食事を受取ました。
通常は、各分隊ごとにまとめて受取り、さらに分隊で配る場合が多いようです。














食事で装具などは外して楽な格好をしますが、それぞれまとまって配置し、乱雑にならないようにするのが軍隊です。
見た目だけの話ではなく、急な命令や敵襲に対応するためです。
小銃は通常、叉銃して置かれます。
3丁1組と思われがちですが、通常は4丁1組で3丁で組んだ3番銃に4番を沿わせます。
また、人数の都合を合わせるため、5丁目まで掛ける事が可能です。



メニューは白米、筑前煮、沢庵漬けでした。

次回はアメリカ陸軍の食事を紹介します。


  

Posted by 先任 at 21:30Comments(0)イベントレポート

2015年08月25日

「ざ・パシフィックフロント4」 公式レポ10

さて、パシフロ4レポも10回目。







日本軍が右の丘を占領した直後、アメリカ軍の砲弾が襲います。
アメリカ軍は、当然占領地域に火点を調定しており、味方が陣地を放棄して後退すると同時に砲撃を開始。










日本軍は中隊から伝令を走らせ、速やかに左の丘の占領を命令します。
すでにアメリカ軍は後退した後であり、抵抗なく左の丘は一旦陥落しました。

直後にアメリカ軍は一部兵力を持って逆襲に転じます。
















日本軍が対逆襲の態勢を固めるより前に攻撃をかけるアメリカ軍。
丘を占領したばかりの日本軍は砲撃と逆襲によって被害を受けますが、どうにか占領を維持します。

ここで模擬戦闘の前段は終了。
日本軍による攻撃の結果、高地の占領に成功します。

今回のパシフロ4は日本軍による中隊の攻撃、その先遣小隊を想定して行いました。
かなり色々と省略はしていますが、攻撃における歩兵小隊の運用を可能な限りで再現しています。
またアメリカ軍は不完全ではありますが、防御を想定し陣地の構築、障害の設置、そして戦闘、後退という流れがシュミレートできました。
これらはいずれも歩兵戦闘の基本であり、通常はこのようにして歩兵戦闘は行われます。
都市型戦闘などではまた違うと思いますが。
逆に言えば、少人数ごとの編成でバラっと動いて、敵を見たら発砲、と言うようなサバイバルゲーム的な戦闘というのは普通、行われません。
私も文章が稚拙で、なかなかうまく伝える事ができませんが、このような軍隊の行動を実施しているイベントはあまり見かけません。
※私は他で参加した事がないのですが、もしあるなら教えて下さい。

今回参加された方々が、「いままでと何か違う」と感じていただければ、まず主催としては目的を達成したものと思います。
フロントシリーズは、今後私が目指している「リエナクトメント」の入り口的なイベントとして企画しています。
このパシフロ4や過去のオスト、ウエストフロント等をきっかけにリエナクトメントに興味を持って貰えたら、と思います。
そこまではしたくないぜ、って方ももちろん、フロントシリーズは歓迎しています。
その日1日を、兵隊として過ごして、他のサバイバルゲームイベント等では見なかった状況や行動を楽しんでいただければ充分です。

手前味噌ですがw 「リエナクト」については、是非私の個人サイトの方、見てみてください。
「海外はすごいなぁ」ではなく、日本国内で世界に誇れるリエナクトが可能である事を紹介しています。
http://www.eonet.ne.jp/~kfir/reenact.htm

ちょっと脱線しましたが、レポートの方はまだ続きます♪





  

Posted by 先任 at 22:30Comments(0)イベントレポート

2015年08月24日

「ざ・パシフィックフロント4」 公式レポ09

パシフロ4 公式レポート第9弾。









突撃破砕線を突破した日本軍は、アメリカ軍陣地へと迫ります。
アメリカ軍は迫撃砲により、日本軍へ打撃を与えつつ、後退を開始。
通常、防御線が突破された場合は速やかに後退を図ります。
後退する場所が無いときなどは、降伏するのが当時の戦闘のセオリーでした。
だから徹底抗戦する日本軍は脅威だったんですね。














お互いに援護をしながら次々に後退するアメリカ軍。
防御陣地を放棄しても戦力を維持する事が大事です。














後退したアメリカ軍と入れ替わるように日本軍が台上へと登り、付近を制圧していきます。
中隊長の命令としては、速やかに反対側の台も占領させたかったのですが、小隊との間の連絡がうまく取れていなく、すべての地域の制圧に時間を要すことに。

最初に占領した台に長く留まる結果となり、これがアメリカ軍の後退支援射撃を呼び寄せる事となりました。

以下次回。

  

Posted by 先任 at 19:39Comments(0)イベントレポート